鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 形態科学(旧 神経解剖学) 口岩 聡

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鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 形態科学(旧 神経解剖学)

口 岩 聡 Satoshi KUCHIIWA

本ホームページは、私たちの研究グループの研究成果をご紹介することを目的に運営されています。

口岩 聡

私たちの研究グループは、脳科学(脳の構造と機能)、特に自律神経学、環境ホルモン脳毒性学、精神神経薬理学に関係する研究活動を行っています。本ホームページでは、私たち研究グループの活動をご理解いただくため、専門用語をできるかぎり使用しないで研究内容を説明しています。ご一読いただければ幸いです。

私たち研究グループの研究

◯うつ病、統合失調症など精神疾患モデル動物の行動学的・解剖学的・生化学的研究
(精神疾患をもつ動物のイライラを計測する機械を発明して研究に応用しています。 この機械の発明により、動物の対物攻撃行動を計測することができるようになりました。精神疾患症状が重くなると対物攻撃行動も増強することが分かっていますので、この機械によって実験動物の精神症状を診断することができます。)

◯脳の特定の細胞をピンポイントで治療する技術の開発
(運動調節を司るプルキンエ細胞と精神安定に関係する縫線核セロトニン細胞だけに薬を届ける技術(脳神経細胞の標的化)を発明し、特許権を得ました。この技術により、難治性運動障害疾患の治療薬、精神疾患(鬱病など)特効薬を創薬できる可能性があります。私たちは新薬開発を早めるために特許権を放棄し、他の研究機関での研究を促しました。現在、アメリカの著名な研究所に技術を伝え、研究を前進させてもらっています。)

◯頭部・顔面・口腔の血流調節に関する研究
(脳と顔の血液分布調節に関係する細胞、その仕組みについての研究です。血流調節のメカニズムを詳細に解析しています。)

◯環境ホルモン(ダイオキシン)の脳影響
(ダイオキシンが脳に影響を与えるかもしれないことに関する研究です。私たちが日本で初めてダイオキシンが脳発達に悪影響を及ぼすことを報告しました。)

◯副交感性神経節に関する形態学的・生理学的研究
(自律神経細胞と神経線維が脳、顔面、口腔にどのように分布しているか。外分泌調節、血管調節、平滑筋調節を行う神経細胞の分布と形態と機能に関する研究です。)

◯瞳孔運動・くしゃみ反射に関する形態学的・生理学的研究
(瞳孔運動のメカニズム、光くしゃみ反射に関する神経学的研究です。)

攻撃行動計測システム(室町機械)
Aggression Response Meter (ARM)


ARMを使用してマウスのイライラ、ストレス、精神症状、凶暴性を評価
しています。

精神病モデルマウスの対物攻撃行動

正常マウスの対物攻撃行動

ARMの使用方法はこちら

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